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今回は韓国ドラマ『ファッション王』を観た感想を書いています。

どんなドラマ?
『ファッション王』は2012年制作のドラマです。
全20話。1話あたり約1時間です。
主要な登場人物はこの4人。
ファッション業界で生きる4人が、周囲を取り巻きながら複雑に絡み合っていくストーリーです。
愛・夢・嫉妬・富・名声・孤独が渦巻く、ファッション業界で生きる人生を描いたドラマ作品です。
視聴できる動画配信サービス
『ファッション王』は、Amazonプライムビデオ内の「アジアプレミアム」などで配信されています。
アジアプレミアムは、韓国ドラマをはじめとしたアジア作品を楽しめるAmazonプライムビデオの専門チャンネルです。
Amazonプライムビデオでは第3話まで無料配信されており、
第4話以降はアジアプレミアムで全話を視聴できます。

※配信状況は変更になる場合があります。最新情報は各サービスでご確認ください
観て感じたこと
正直な感想
始めのうちはストーリー展開が面白くて、「続きが気になる♪」という感じで話が進んでおり、エンタメらしさを楽しめていました。
それが、中盤から後半にいくについれて、ストーリーがどんどんマンネリ化してきて、
え、また?
みたいな、話がループするような感覚になってしまいました。
序盤~中盤は「エンタメ要素」を楽しめてたけど、
終盤は「狂気の沙汰」と「忍耐の時間」って感じでした(笑)
でもこのドラマがすごいのはここから。
最後に隠し玉がありました。
最後まで見終わったとき、その意味を辿るようにこれまでの流れを振り返ると…
このドラマの意味が全く違うものに感じられました。
この感覚はなかなか味わえないかも。
現在のイ・ジェフンさんの若々しさに驚き
私がイ・ジェフンさんのファンになったのはここ数年のことなので、このドラマが制作されたのはもう10年以上前になります。
そこで驚いたのは、ドラマ当時のイ・ジェフンさんはお顔立ちがとても若く思えますが、現在のイ・ジェフンさんの方が若々しいことです。
現在の方が、身体つきがガッチリしていて、スマートだし、内面の深みも感じられるし、全体の格好よさが進化している!と感じました。
もちろんこのドラマでは、不器用ボーイを演じているので、役柄の影響もあるのでしょうけど…
過去のイ・ジェフンさんを見て、現在のイ・ジェフンさんに衝撃を受けました(笑)
最終回の考察 ※ネタバレあり
ここからはネタバレあります。
ここからは、私なりの最終回の考察をしてみたいと思います。
観終わった直後は・・・
正直、全部観終わった直後は、ラストシーンに納得いきませんでした。
ドラマのタイトルと内容が合ってない感じがしたからです。
もしもこのドラマが「ファッションミステリー」っていうタイトルだったら納得したと思いますが(笑)
観終わった直後は、視聴者にとって救いがないラストだな、と感じたのが正直なところでした。
「これまで見てきたことは何だったの?」と思わざるを得ないというか、拍子抜けしてしまって。
制作者の意図はなんだったんだろう・・・と思いました。
そこで、しばらく考察した結果、私なりに納得がいく答えにたどり着きました。
「ファッション王」というタイトルの意味もわかったような気がします。
私なりの考察
私の考察は以下のとおりです。
ラストシーンでヨンゴルを銃で撃ったのは、「ヨンゴル自身が雇った人」だと思います。
ヨンゴル自身が「自分を撃ってくれ」と裏社会の人に依頼して、自らこの世を去ろうとしたのだと考えました。
ヨンゴルは物語の終盤に向けて、どんどん孤独感を増していきました。
- ガヨンがネックレスを覚えていなかった
(ガヨンとの過去の秘密の絆は、ガヨンは覚えておらず、ヨンゴルしか知らないものだった) - ガヨンのために取り戻したブティックも喜んでもらえなかった
- 父親が天国へいってしまった
- 友人と喧嘩した
- 事業経営が破綻した
- アンナも転職していなくなってしまった
- ニューヨークへ1人逃げてしまった
- ガヨンを韓国へ置いてきてしまった
そうしたことが重なり、ヨンゴルは徐々に孤独を深めていってしまったのでしょう。
ニューヨークに逃げたヨンゴルは、孤独の中でも「ガヨンという希望」を胸に抱き、ガヨンをニューヨークへ呼ぶための手紙を出しました。
しかし、ジェヒョクはガヨン宛ての手紙を隠してしまった。さらに、ジェヒョクはヨンゴルがニューヨークにいることを知ったうえで、ガヨンをニューヨークへ連れて行った。
ヨンゴルは、ニューヨークでガヨンと喜びの再会をするはずでした。
ガヨンとの再会がヨンゴルにとって唯一の希望だったのに…
ヨンゴルは、ガヨンに会えるのを花束を持って嬉しそうに待っていましたが、まさかのジェヒョクと微笑み合うガヨンの幸せそうな姿を見せつけられてしまいました。
それがトドメとなり、ヨンゴルは唯一の希望だったガヨンを失った気持ちになり、絶望してしまったのでしょう。
ラストシーンで撃たれる前に、ヨンゴルはお酒を飲み、高級なファーコートをまとって、プールに入ります。
あたかもこのまま自滅しそうな雰囲気が漂います。。
ヨンゴルは、“自分を銃で撃つ人”が来ることを知っていたのでしょう。
だから、最後に、ヨンゴルはガヨンの声を聞きたくて、ガヨンに電話した。
愛している人の声を
ただ聞きたくてー
高級なファーコートをまとったまま沈みゆく姿は、ファッション王としてのラストを意味していたように思えます。
ちなみに、「なぜ、ヨンゴルは自らこの世を去るために、わざわざ他人に自分を銃で撃たせるという回りくどいやり方を選んだのか」というと、
それはやはり“ガヨンのため”だったのではないでしょうか。
「ガヨンは、ヨンゴルが自ら命を絶ったと知ればきっと自分を責めてしまう・・・」そう考えたヨンゴルは、せめてガヨンが自責の念にかられてしまわないように、あえて「銃で撃たれるという事件に巻き込まれてこの世を去ってしまった」ように演出をすることを選んだのではないでしょうか。
最後まで、ガヨンのことを愛していたのでしょうね。
なんとも切ない物語になってしまいました。
「ファッション王」とはヨンゴルのことを意味していて、
ヨンゴルの、愛し・愛され・愛する人のためにできることをした・だけど最後は悲劇に向かってしまった、その人生を描いた物語なのだと思います。
そういう意味で捉えると「ファッション王」というタイトルも納得ができました。
少し付け加えるなら「ファッション王の悲劇」の方が納得できますが・・・。
物語の後半で、追い出されたチョ社長がその後どうなったのか、工場で働いていた人々がどうなったのかなどご描かれていないのも、物語の動線がヨンゴルの人生にフォーカスを絞っていたからなのだと思います。
ラストシーンには、ネット上でも様々な考察があり、ジェヒョクが雇って銃で撃たせた、とか、実はガヨンが雇って銃で撃たせた、とかも推測されていますが、
私としては、「ヨンゴル自身が銃で撃たせた」という、この考察が一番しっくりきました。
みなさんはいかがだったでしょうか?
ミステリードラマではないので、おそらく、視聴者に考察させる意図はなかったドラマだとは思いますが、
視聴者が期待していたラストとは違う方向で終結したストーリーだったために、
ラストシーンからくる意味を理解しきれない視聴者が続出したのではないでしょうか。
どんな結末にしろ、衝撃的なラストであったことは間違いないです。
まとめ
『ファッション王』は、愛・夢・嫉妬・富・名声などを随所に盛り込みながら、ファッション業界で生きる人生を描いたドラマ作品でした。
エンタメ性も楽しみつつ、ひと味違う物語を見てみたい方におすすめのドラマです。

『ファッション王』は現在、Amazonプライムビデオで3話無料配信されています。
第4話以降は、Amazonプライムビデオ内のアジアプレミアムで全話を視聴できます。
※配信状況は変更になる場合があります。最新情報は各サービスでご確認ください。